タイに出向する!−2

海外への出向が決まったことで、きっと会社側が、住む場所を探す目的で、出張ベースで渡航を指示するであろう。きっと現地には、元々駐在員がいたり、駐在員がいなくても支店、工場があったりしてグループのローカル社員はいる場合がほとんどであろう。そこには、お抱えのエージェントがいて、あらかじめ候補を出したりしてくれるはずである。

ここで先に、SNSの事情を先に説明をしておくが、日本にいたらSMSは、主にLIneを使用していると思う。タイでもLineはかなりの人が使っている。もちろん仕事としても使用している。海外では、国によって、使っているSMSが違う。たとえばシンガポール、マレーシア、インドネシでは、Whatappが多く使われていた。ベトナムでは、Zaloと呼ばれるベトナムのツールとMessengerが、フィリピンでは、Messenger,Viperが多い。日本にいる時にSMSをダウンロードして、使える様にしておくこと。海外に出てからでは、不測の認証不備が出やすいので、日本にいる時に早めにしておこう。

その時に、日本の携帯番号をどうするか?だが、私は格安キャリヤの一番安い仕様で入って番号は維持しておく事が良いと思う。一生そこの国にいるか?と言われたらそうではなく、数年後に帰国となるはずなので、そこの支出は割り切る。電話番号は色んな他の契約と紐ついているので、番号を消すと何かと面倒だし、今使っているSNSとの紐つけも面倒。また最近は本人確認のためのOTPの認証も電話番号と紐ついたSNSを利用する場合も多いので、これが使えなくリスクは大きい。現地でクレカが使えない事態は避けたい。

現地でよく使われているSNSをダウンロードしたら、現地の人と連絡をとって、エージェントがいるのであれば、直接、SNSで自分の住まいの希望を言うか、会社を通して言うか、とにかく先に自分の希望を先に伝えておくとスムーズに行きやすい。例えば、家族帯同であれば、子供の学校の近く、ベッドの数、通学に便利な場所と交通機関などである。とにかく帯同で子供も連れて行くのであれば、アパートは子供を守ることを優先にしないといけない。それには、現地の人と早めにコンタクトをとって、とにかく情報収集をしよう。ここでは、アパートのことを優先して記載するが、子供を連れて行くのであれば、学校についての情報を費用も含めて、収集しておこう。

 →SMSは日本で予めダウンロードしておこう 

 →SMSは仕事の通信手段で使われていると認識すること

ここではアパートと記載したが、コンド、コンドミニアムと呼ぶ国も多い。日本でいう、マンションのような作りは、よくコンドミニアムと呼ぶ。タイでは、エージェントがアパートメントと英語で言うので、アパートと記載することにした。

アパートは、家具、大型家電は付いているのが一般的である。テーブル、イス、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、TVなどはついていて当たり前。前に住んでいた人が置いて行った家具、勉強机、掃除機などもそのまま使えることも多い。現地に行って見学する時に、なんでもエージェントに言ってみよう。エアコンが古いので変えてほしい、下駄箱がないので、つけて欲しい、カーテンが汚いので、変えてほしいなどである。大家に交渉してくれる。それがエージェントの仕事でもあるので、遠慮せず。海外では自分の主張を言うことは、当たり前である。

エアコンは特に気をつけて欲しい。中国製の安い製品も多く見受けられる。日本の様につけっぱなしの想定はしてなく、長く使うと、よく故障したり、水が漏れたりする。建物が古いとエアコンダクトが詰まってて、水漏れを起こす。エアコンが壊れると、暑いアジアの国では寝ることもできなくなるため、見た目で、エアコンが古いようであれば、交換のリクエストをダメ元でしてみよう。できれば日本メーカー製でと。

部屋の鍵には気をつけよう。最近は電子ロック式もある。便利ではあるが、センサー部分の電池がなくなると家に入れなくなる。私も一度あった。夜中だったので、仕方なく、ホテルに泊まるハメになった。入居の際には、電池を新品にしておいて欲しいと伝えることで、少しでもリスクは防げる。

海外で言う一般的な鍵と言えば、基本2重回しである。2回、回してロックする。あまり日本で見ない方式である。鍵は外と家の間の要なので、しっかり見ておこう。また、アパートが決まり、引っ越しした際には、必ず、合鍵を作ろう。家族分プラス1つを作り、保管をしておくのもコツである。カードキーの場合は、予備を必ず手に入れておこう。

ごみの捨て場も見ておこう。多くの国では日本の様にごみの分別はあまりなく、シンガポール、タイのアパートなら、大きな物でなければ、何でも一緒に、いつでも捨てられるが、アパート毎のルールはあると思うので、確認をしよう。日本の分別システムに慣れていると戸惑うが、後で、清掃員の方が分けているとは聞く(本当かどうかは別にして)。アパートの場合は、大体、エレベーター近くに専用の部屋があり、そこに入り専用の場所に捨てる。シンガポールでは、私は12階だったので、専用の部屋から真っ逆さまに下に落ちる仕組みであった。自室に下に落とす機構があるタイプの部屋もある。タイでは、28階に住んでいるので、専用の部屋がエレベーター近くにあり、中に大きなゴミ箱がある。そこにいつでも捨てられる。もちろん、その国のルールに従おう。これも住む上で必要なことなので、エージェントに聞くようにしておこう。個人的には、自室外ゴミ捨ての部屋から遠い方が良いと思う。部屋が近いと、虫、匂いが気にはなる。自室にある場合は、そこから虫が発生する。特にアジアは毎日が夏ということを忘れてはいけない。

日本人が住むアパートは、アジア諸国、現地ローカルから見れば、高級アパートになる。プール、ジムは当たり前、部屋も広く、シャワーもちゃんと温水が出る。セキュリティーはしっかりしており、24時間警備員がいてくれる。駐在社員は、日本で言えば、一般的なサラリーマンでは住めない様な部屋に住むことができる。会社命令だからそのぐらい当たり前、と割り切るかどうかは、個人の判断に任せるが、私はこの考えで良いと思う。社畜になる必要はない。それ以上の成果をここで出せば良いぐらいの気持ちでいこう。

家族を帯同するかどうかで悩むと思う。私の意見で言えば、帯同すべきと思う。もちろん、それぞれ家庭の事情も、出向先の国もあるとは思う。できるのなら帯同を勧めたい。これからの日本を見ててもそれは、痛烈に思う。人と違う経験、能力を伸ばしてやるのも親の責任。子供を守ることを考えると、日本にいた方がいいのかもしれないが、最近の日本はそんな感じもしなくなってきた。私のシンガポールの5年間は、子供が中学生、高校生になるタイミングもあったので、帯同した。国も安全だし、教育もしっかりしていたこともあったので、いいチャンスではあったこともあるが、残念なのが、日本人学校だったことである。中学生、高校生では、すでに母国語が日本語であり、学校でも日本語で教え、家でも日本語。3年住んでいたので、帰国子女のレッテルが貼られてはいるが、英語は少しレベルだった。ただし、私の子供達も外国人と話すことに気負いしないところはよかった。これは、慣れでしか養われないことだと思う。小さいうちであれば尚更連れて行くべきだとは思う。

多くのアジアのアパートには、契約期間があり、1年、2年など国によって違う。シンガポールは基本2年、タイは1年らしい。大家は、エージェントを通して、顧客に貸す形式。又、日本と違い、大家の方が力を持っている国が多い。だから、シンガポールの時は私が住んでいる間も、突然、前日に電話がきて、明日見学しても良いか?と聞いてくる。目的は、次の住みたい人を見学させたりする。大家も高い家賃を出してくれる人に貸したいのであろう。さらに日本と違うところは、物価が上がっていること。日本の様に長いデフレ状態ではなく、家賃は毎年確実に上がっていく。それに応じないと、出ていけと言われる。ここは需要と供給の関係だろうが、海外駐在員は、会社が家賃を持ってくれるところが大半であろうから、気にしなくても良いが、問題は契約満了時に予算外になった場合に、出ていかなければならない可能性もある。ここは大家と交渉であろう。満了までに、現地の言葉で交渉できるまでの語学力を身につければいいだけである。だが、大家側も日本人を歓迎する人が多いのは現実。日本人は他国人と比べ、丁寧に部屋を使ってくれるみたいだ。先駆者に感謝しないといけませんね。

では、次の回は 3)タイ総領事館向けの申請書類の準備をする となります。

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