4)日本の整理をする
さあ、そろそろ日本の整理を進めましょう。それぞれ、家庭の状況が違うと思う。私自身は、家族と帯同の時もあれば、今回、2023年6月のタイへの出向は、一人と決めていたので、両面から自分の体験を記載していこうと思う。
まずは、銀行。お金のことである。ネットバンキングは必須である。開設していない人は、必ずしておこう。今の時代、ネットで送金、支払いは簡単にできる。国内間の送金は海外からでもできるようにしておくことである。銀行によってはトークンという小さな機械で暗証番号を表示させるものもある。但し電池が5年程度しか保たないものも多く、また、紛失の恐れもあり、推奨しない。電話番号で紐ついたSMSでの送信タイプもしくは、カードの裏に複雑な暗証番号が記載されたものでもよいが、無くさないように。私は、SMSでOTPを送信するものが一番良いと思う。だが、できればカードとOTPの両方が一番良いので、銀行に行って、確認してみよう。私の場合、電話によるOTPは2023年6月時点で、なぜか、タイではOTPが届かない。結局、タイでは対策できずに、仕方なく、日本にSIMだけ送り、日本で認証してもらっている現状。
では、タイから自分の給与を日本に送る場合、送金をどの方法でするかであるが、 ハンドキャリー? アプリ? 銀行窓口? サービス? いくつか手段はあるが、スマホを使い、銀行から直接日本の銀行に送る方法が安全で早い。手数料は、SWIFT手数料+取引額に応じた海外送金手数料がかかるが、毎回かかるSWIFT手数料は、1000円程度。毎月ではなく、数ヶ月に一度送るようにしている。現地で、一番使いやすく、安全な方法を使えばいいが、一度、試して欲しいのが、海外送金サービスである。海外送金サービスを使う場合は、日本にいる時に、口座を開設しておこう。私は下記を利用することもある。特に使い分けはしているわけではないが、現実的には、銀行アプリか、海外送金サービスのどちらかであろう。シンガポールでも、トラブルはなかったので、この2つが有力だろうと思う。
DCOM :https://sendmoney.co.jp/en
海外送金サービスで最も有名な企業が下記のようです。
Western Union:https://www.westernunion.com/th/en/home.html
せっかく海外に出るのであれば、色々なことにチャレンジしたいと思いませんか?それであれば、海外送金サービスは、将来役に立つかもしれないので、是非、この機会に開設してみては?
もう一つ、忘れてはいけないこと、それは、自動車免許証の更新の確認。免許証の期限をとにかく自分の目で確認しておこう。このためだけに、早期に帰国せざるを得なくなる。一応、海外在中の方のための案内が、下記の警視庁ページから確認ができる。
→とにかく、自分の免許は一度、見ておくこと。
警察庁: https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/living_abroad.html
住民票をどうするか決めておくことも必要である。どちらが得?便利?家族は?など様々な意見があり、一概にどちらが良いかは多分、判断できないのであろう。参考までに、私は、シンガポールの時も、タイの時も日本から住所を抜いた。自分で生涯手取り金額も計算する気もないので、最もシンプルな ”住んでいる所に移す” に決めた。家族も同様、全てシンガポールに移した。特段、それで何か不備はなかったし、それでいいと思っている。抜く場合は、市役所に行って、住民票を抜くだけでいとも簡単である。海外に来たら、大使館に行って、登録するだけなので、これまた簡単。海外でも選挙の投票はできるし、不憫に思ったことは一度もない。あくまで私の意見ではあるが、参考にしてほしい。
子供の学校関係は、これも学校に行って、転校の手続きをする。こう言った面の日本は素晴らしいと思う。細かく説明をしてこれて、書類も全て揃うので、その手順通りに進ませれば良い。
もし、証券会社の口座を持ち、有価証券、株などを持っていたらどうするか?だが、海外在住の届けがあり、届けを出せばよい。案外、窓口の方はあまり詳しくない人も多くいて、グレー感がある。本来はどうすべきなのだろう。実際、私は、何もしていない。そんなに大きなお金が入っているわけでもないので、何もしなかったのだが、大金が入っている方、海外でも取引をしたい方は、その証券会社のホームページを見て確認した方が良いだろう。
日本の電話番号は前章で記したように、最安の通信会社にしてそのまま現状キープ。
クレジットカードは、2種類を持っておくこと。VISAともう一枚何でも良く、年会費無料のクレカで良い。2023年6月時点では、コロナ後ということもあり、アジアの国は、キャッシュレス化が日本よりはるかに進んでいる。今はタイにいるが、タイでは銀行窓口に行き、口座を開け、その場で、専用のアプリをインストールし、ログイン設定をしたら、もうその場で入金が反映されていた(銀行での口座の開け方は後の章で記します)。英語表記ではあるが、簡単な銀行用の単語だけ覚えれば使える。また、支払いもQR読み込みが設定されており、小さな店ではQRを読み込んで、金額を打ち込み、承認をして、お店の人に見せたら、それで支払いが済む。驚いたのは、いわゆるStreet foodでも使える。全くお金を持っていなくても、日本円で50円、100円の屋台の食材がQRで買える。買ったら、すぐに自分の口座残高が減る。こういう所は、日本と比べて、かなり進んでいる。アジアの購買力が衰えない要因の一つであろう。なので、クレジットカードは、お守りと思って、日本で2種類は持っておくと、航空券の高額な支払い、自分の信用を示すもの、に使えるので、持っておこう。少し、見栄を張るのであれば、銀行系のクレカでゴールドカードをお勧めする。高額品はクレカで購入するようにすれば、何かあった時に保険が効く。航空券も旅行保険がついてくるものも多い。海外出張の多い方は、楽天プレミアムカードが良い。プライオリティーパスがゴールドの年会費でもらえる。これは、お早めに。
楽天プレミアムカード:https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/privilege/lounge/overseas/
→クレカを作っておこう。できればゴールドカードが良い。
引越しもかなりパワーのいる作業になる。会社が手配してくれるのであれば、その業者と連絡を取り合い、荷物の量、引越し時期などを決めれば良いが、今回は、自分でしなくてはいけない。只、一人なので、荷物を最低限にした。航空会社のサイトで渡航時の荷物は35KGというのがわかったので、スーツケース2つで、なるべくすぐに必要なもの重点で詰め込むことにする。結果、後から送ったのは、17KGの一箱、洋服メインだけになった。多分、荷物の詰め込みはもっと後になるが、ついでに記載しておくと、私は、EMSを使用した。郵便局で頼むことができるので、便利なことである。今は手書きでは受け取ってもらえないので、国際郵便のマイページサービスに登録しなくてはいけない。
郵便局:https://www.int-mypage.post.japanpost.jp/mypage/M010000.do
登録後に、指示に従って、記載していくわけだが、注意は、タイへは送る物によって、税金がかかること。ざっくり記載すると、新品はだめなので、箱から出して、中古とすること、食料品は送らないこと、皮製品など高価に見えるものは避けること。とにかく、安そうなもので、尚且つ中古品を送る という感覚を持って箱詰めしよう。基本的には税関で箱は開けられると思って、高価品は入れないことである。関税対象品があると、家まで届かず、指定の場所まで取りに行かなくてはならず、尚且つ、結構な税金を払わないといけない。
→FEDEXか、EMSでなら、箱で送ることができる。
→その場合は、安く、中古品だけ入れる。食料品は入れない。
あとは、健康面。もし常に薬が必要であれば、かかりつけの病院で相談しよう。また、治療中、歯の治療をしたいなど、日本の医療を受けたいのであれば、先に直しておこう。私は、本当に苦手だった歯の治療をした。これも通っていたら、1ヶ月かかったので、嫌でも早めにいっておこう。病院関係で言えば、常備薬。海外では、ほぼ日本の薬は手に入らないと思って、日本で買っておくことは必須。胃薬、頭痛薬、風邪薬など、自分の必要な薬を買いだめしておいて、ハンドキャリーする。個人的な意見だが、風邪薬は現地の有名な薬の方がよく効く。痛み止めは日本の薬が圧倒的に良い。下痢止めは、現地の薬、その他の特殊な薬は日本、と使い分けている。あくまで個人的な意見なので、個人差があるので、そこは自分の体を考慮しておく事。
→薬は基本、日本のものを購入してハンドキャリーする。
日本での準備はかなりパワーのいる仕事である。その他にも、持ち家であれば、家をどうするか? 車をどうするか? などまだまだあるはず。まずは、仕事のように、LIst化したり、今の経過がわかるアプリを使うなどして、自分で管理してみよう。今後も、思い当たった所は追記していくつもりではある。
では、5)総領事館に行き、申請し受領してもらう に移ります。
